私の基礎体温表を載せましたが、私は排卵が終わって、高温期に突入しても、低温期の0.3度以上の36.7に上がるまで、7日くらいかかってました。高温期なのに体温がガタガタで、ぜんぜん上がってないんです。つまり、
高温期になるのが遅い。ということになります。
そんな私の基礎体温表の公開と、主治医が、理想的な基礎体温について言ったことを参考に、今日の記事は書いていきます。
後半では、いまの私の治療法についても述べます。
- 排卵日から高温に上がるまでの期間が長い人は高温期でも上がり切ってない。高温期がガタガタの方へ
- 主治医の意見。高温期には、ちゃんとだいたい0.3度上がった日数が必要です。
- 不妊治療クリニックでのホルモン療法治療とは?治療によって治りました。
- 治療をしてから、基礎体温は高温期と低温期がしっかりと分かれるようになった。
- おわりに。基礎体温の高温期は高めで平均10日ほしい
排卵日から高温に上がるまでの期間が長い人は高温期でも上がり切ってない。高温期がガタガタの方へ
排卵から高温期になっても、基礎体温がなかなか上がらない人っていると思います。
普通ならば、排卵すると、2~3日で、基礎体温が0.3度高くなる。といわれていますが、私の場合は、
排卵日以降、なかなか基礎体温が上がらず、5日、一週間以上基礎体温が上がるための日数がかかり、高温期と低温期の2相性でない基礎体温のグラフでした。
今回の記事では、そんな私の基礎体温表と、主治医に指摘されたポイントを書いていこうと思っています。
高温期になっても5日上がらない。排卵したのに高温期がガタガタで、2層にならない基礎体温
参考までに私の治療前の基礎体温はこんな感じです。
排卵していても、全然上がっていません。
[
さて、Googleなどで、高温期と検索すればよく見るこの画像。
低温期と高温期が隣合っています。
実際に、排卵日の次の日からは高温期と呼ぶみたいです。
しかし、このサイトにはこう書いてあります。
「基礎体温は個人差があるため一概には言えませんが、高温期の基礎体温は36.7度前後が目安です(※1)。高温期の基礎体温は、低温期の基礎体温から約0.3〜0.5度ほど高くなるのが一般的です」
ソース元
https://192abc.com/44565
0.3度上に上がるのが遅い人はどうすれば良いんでしょうか?
基礎体温がゆーっくり上がる人は、高温期やけど、"上がってない高温期"なんです。
主治医の意見。高温期には、ちゃんとだいたい0.3度上がった日数が必要です。
高温期は、排卵日から生理までの間が14日あるから大丈夫。じゃなくて、
ちゃんと体温があがっている日が7日~10日以上あることが必要だそうです。
これ、私の基礎体温なのですが、0.3度上がるまでに7日ほどかかり、上がっているのは4日、そのあとすぐ落ちていきます。
ですから、私の基礎体温は"良くない基礎体温"らしいです。
ちなみに、血液検査が良かったら良いんですが、私は実際に血液検査も悪かったです。
で、私の主治医が言うには、この排卵日から体温が上がるまでの期間は
≪高温になる準備をホルモンがしてくれている準備の期間≫だそうです。
※ 血液検査でホルモンが足りていれば問題ないです。私は実際に足りていません。ですので、基礎体温だけでは判断できません。
排卵後にホルモンが足らない、増えないことが私の高温期が短い理由だった
高温期は、
排卵から生理までの期間ですが、欲しいのは、ちゃんと体温が上がった期間が7日から10日程度だそうです。
で、普通は排卵されると、この体温を上げる黄体ホルモンがドバーーーっと排出されて基礎体温が上がるのですが、
私の場合は、ホルモンが足りてない、体の中のホルモンを出そうとするところが休憩してるので、
適切な時期にホルモン療法を行うことで、
体にホルモンを出して、基礎体温を上げる。というサイクルを思い出させて作り上げる必要があるそうです。
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主治医による高温期の上がりが遅い期間の説明
しかし、ここで1つ問題がありますね。
じゃあその、
”高温になる準備をしている高温期までの期間"は何ですか?というと
この期間。
いまから説明します。
この期間、
私の主治医曰く、
「排卵はされたけど(エコーとHCG注射で確認)、黄体ホルモンが足らなくて高温期になれない期間」
です。
本来その期間は3日程度が理想。
私の場合は6日以上、この期間があるから問題だったのです。
この期間は高温期やけど、良い高温期とは呼べません。
しかもその結果、高温期は5日前後で終了する悲惨な結末も頂いています。(治療前)
日本産婦人科学会による基礎体温比較データ
実際にここで、日本産婦人科学会のPDFを参照してみましょう。
日本産婦人科学会のリンク
http://www.jsog.or.jp/
日本産婦人科学会のHPについてですが、
このように、このページのサイト内検索で「基礎体温」と入力すれば、全文が読めますし、
また、黄体機能不全とか、色んなキーワードを入れてみても、勉強になりますよ.☆
本題に戻ります。
さて、このページ。
色が白黒で見にくいとはいえ、
・黄体機能不全
・正常
・正常かつ妊娠継続
の3つの基礎体温のパターンが比較された基礎体温表です。
しかも、面白いポイントがあって、
低温期と、
排卵日と、
月経スタート時が同じに設定されています。
この表からは、正常な基礎体温の人と、
なんかおかしい基礎体温の人の決定的違いが2つ見つけられるのです。
排卵日から生理までの期間は同じなのに、黄体機能不全だけ基礎体温が極端に短いことが分かります。
つまり、
・正常の人と排卵日から月経までの期間が同じでも、その間の基礎体温の動きで、自分が正常なのか、黄体機能不全かホルモン不全を疑ったほうが良いのか理解すべきである。
(実際は血液検査の結果によりますが、受診するかの判断にはなるはずです。)
・黄体機能不全であっても、体温は上がるので、その上昇日数をしっかり理解した上で、専門クリニック受診を検討する必要がある。
上がった日数が私みたいに4日とか、毎月、極端に短ければ1度受診してみてください。血液検査で異常が出なければ安心です。
ガタガタな基礎体温、なかなか上がらない基礎体温のときは自分はどうするの?
基礎体温がガタガタで、ネットでよくみる基礎体温と違って不安。
その気持ちはよく分かります。
私もそうでした。
しかし、大切なのは、
その基礎体温をよーく見て、排卵日からの高い体温の日が極端に短くないか、見てみてください。
・低温期の平均基礎体温
・排卵日から生理までの間
・その間のだいたい0.3度以上になる高温期の日数(7~10日)
・またその高温期の平均基礎体温(低温期+0.3程度)
この結果、0.3度以上程度のときが4日とかが毎月続くなら、受診して、血液検査してみて良いかな?と思います。
不妊治療クリニックでのホルモン療法治療とは?治療によって治りました。
高温期が短く、実際に黄体ホルモンが少ないときは、黄体ホルモンの薬や注射で改善することができます。
私はだいたい、
排卵日翌日と2日後にプロゲステロン注射
排卵日翌日からプレマリンとプロゲステロンの内服を10日間続けます。
ちなみに、黄体ホルモンの薬は沢山の種類があるので、人それぞれです。
それに、プロゲステロン注射をしない場合も充分あります。治療すると、こうなります。
周期日数15日の排卵日から、生理までに、36.7以上が11日あります。
これは治療開始から3ヶ月後の基礎体温です。
いまも基礎体温は安定しています。
副作用もありません。
ただ、プロゲステロンの注射は、打ったあとが恐ろしいほど痛いときがあります💦
高温期に10日間以上の高温の基礎体温ができるようになった。ホルモン療法の治療費は?
タイミング法のときは月に1万程度です。
プレマリンとプロゲステロンは10日分でも1000円位ですし、
プロゲステロンの注射は800円ほどで受けることができます。
治療をしてから、基礎体温は高温期と低温期がしっかりと分かれるようになった。
不妊治療クリニックで治療するようになってから、私は高温期と低温期がしっかりと分かれて、
高温期も、排卵から3日程度で基礎体温が充分に上昇。
13日程度の高温が継続するようになり、主治医にも、薬さえ飲んでいれば、問題ない。と言われています。
その治療費や、不妊治療中の基礎体温はこの記事に毎月まとめています。
おわりに。基礎体温の高温期は高めで平均10日ほしい
基礎体温がガタガタで不安な方の気持ちはとても分かります。
しかし、3ヶ月程度測って、ずっと変な形で不安ならば、
血液検査をすれば安心なので、1度、勇気を出して受診してほしい思いです。
私の基礎体温歴と
不妊治療初診の方への費用などの説明などの記事を貼ります。
www.fullhoikutoninkatu.com