今年の台風で雨漏りがあったので、修理業者さんを呼んだら、1社は50~100万、2社目は修理の必要なし。
って言われて、もうちょっとで1社目を信じて100万準備しそうになったので、反省と業者さんを呼ぶ時の注意点について記事にしていきます。
- 買った年は大丈夫だったのに。購入から3年目の中古住宅で雨漏りしました。
- 屋根の点検・修理をお願いする手順
- 1社目の 1回目の無料下見点検。パパっと見て”原因は屋根”と特定。放水点検をすることになる。
- 2社目の1回目の来宅 無料点検「原因は屋根じゃない。」
- ~まとめ~業者さんは最低2業者さんから話を聞いて、見積もりを取ってください!
買った年は大丈夫だったのに。購入から3年目の中古住宅で雨漏りしました。
3年前に購入した築30年の中古住宅。
買ってから2年間は、台風が来ても雨漏りなんて全くありませんでした。
しかし、3年目から突然、台風のときだけ雨漏りがするようになりました。
台風がきて1時間くらいはなんとも無いのですが、
台風の後半1時間の間に、1階の部屋の真ん中の天井からポタポタと落ちる水滴。
台風が去れば止まりますし、量も全部でコップの1/3くらいです。
中古住宅なので、保証が降りない可能性あり。
放置しようかな?
とも考えましたが、まだまだ私たち夫婦は30代。
長く住みたいので修理することにしました。
本来、
”台風による家の損傷”の雨漏りならば、火災保険のなかの風災保険がおりることがあります。
しかしながら、私たちの中古住宅は既に築30年。
修理業者さんから、保証が降りる可能性は低いと聞きました。
屋根の点検・修理をお願いする手順
下見・放水点検・見積もり作成は、無料でしてもらえます。
ですので、まずは
”地元の地域名 屋根修理”
でネット検索してみて、良さそうな業者さんに電話してください。
修理業者さんが来る時の準備
・あれば家の設計図
・場所が分かれば、点検口の押し入れを開けておく。
(雨漏りの部屋に点検口があれば。)
※点検口とは、家の中から簡単に天井裏を見るために作られた検査用の場所。
押し入れの中が多いです。
1社目の 1回目の無料下見点検。パパっと見て”原因は屋根”と特定。放水点検をすることになる。
1つ目の業者さんは、家の中の雨漏りしたところと瓦を2階の窓から見て、瓦が原因だろうから、次回により場所を把握するために放水点検をします。
と言われました。
所要時間 20分
費用 無料
放水点検の説明と準備すること。
放水点検とは…
雨漏りを再現して、どこから落ちてくるのかを明確にするために、
怪しいところの屋根からホースで大量の水を流します。
修理業者さんは2人で来てくれて、
1人はハシゴで屋根に登って水を流してくれて
もう一人は、家の中の点検口などから、雨漏りの様子を確認、どこらへんの瓦かを明確にします。
用意するのは、
・ホース(私は業者さんが持ってきてくれました。)
・点検口の押し入れを開けておく。
・その部屋を片付けておく。
1社目の2回目の来宅 費用無料の放水点検実施 → 成果が得られず、先に天井を外す見積もりを作成される。
さて、放水点検として、屋根から20分くらいずーーーっとホースで水を流してくれました。
しかし、家の中はビクともせず、全く雨漏りは再現できません。
台風のときしか雨漏りしないので、ホースじゃ難しいのかな?ということになりました。
そして、点検口からじゃ雨漏りのところが見にくいので、
Σ(゚Д゚ υ)
雨漏りしてる部屋の天井を全て外して放水点検をサイド行い、
その現状から雨漏り修理を行い、
それが終わってから、新しい天井を取り付ける。
と言われました。
……とりあえず、
天井を外して、新しい天井にするのは、8万円くらいで出来るそうです。
意外と安い…(金銭感覚狂いかけ)
が、しかし、
雨漏りの修理は、50万~100万円かかると言われました。
天井の料金とは別途。
詳しい金額は天井を開けなければ分からないし、天井を開けたら雨漏り修理をする方向に進みます。
業者が来たら最低限”名刺”は見ましょう
しかし、私はずーっと1社目の業者さんは申し訳ないですが疑ってました。
1日目の点検に来た方は、名刺に”営業”って書いてあるだけ。
2日目の放水点検で来た方は、作業着で来て頂いたので、名刺も資格持ちだろうと思ったら
”技師”
だけだったんです。
というわけで、1社目には保留にすることを伝えて、
別の業者さんに無料点検もしてもらうことにしました。
2社目の1回目の来宅 無料点検「原因は屋根じゃない。」
今回来てくれた方は、1級建築士と名刺に書いてあったので、一安心しました。
雨漏り箇所を見て、
屋根の上をちょっと歩くと、
すぐに
「屋根からの雨漏りは有り得ない」
と言われました。
理由は、
・屋根に全く亀裂や問題がないこと。
・屋根の端、つまり雨漏りしやすい箇所が別の屋根の下になっているなど、そもそも雨漏りしにくい構造になっていること。
本当の理由は、壁のごく小さな亀裂の1つか、初めて知った家の上にある通気口
考えられる別の原因は、
・今年の台風は大きかったので、ごくごく小さな壁の亀裂から水が入った。
→これが原因なら、次回台風のときに2階の点検口から確認。
・今年の台風は大きかったので、家のてっぺんにある通気口に暴風雨で水が入った。
→これが原因なら、今年の台風は大きかったから仕方ない。
2社目は、様子を見てください。と言って、見積もりも何もせずに説明だけして頂けた。
壁からの漏れにしても、通気口からにしても、
家の内部が濡れるのは家が腐るのでは?と業者さんに質問しましたが、
それはよっぽどの悪条件下なので、問題ないそう。
なので、一切の修理はなく、様子見することになりました。
~まとめ~業者さんは最低2業者さんから話を聞いて、見積もりを取ってください!
専門の業者さんを呼んだのに、こんなにも意見が違うなんてゾッとしました。
1社目の方には、そもそも通気口なんて全く言われなかったので、通気口に気付いてなかったのかもしれません。
1社目に頼んでいたら、約100万円。
2社目なら、ある意味0円です。
家の修理をするときは、最低でも2社から見積もりを取る大切と身に染みました。
………1社目の人には、私が30歳の女やから舐められたんかなぁ。
家入っていきなり、
「お母さんかお父さんいますか?」
って言われたけど、私は大人だからな ってちょっとイラッとしました。