保育士試験に一発合格した私が無料で練習問題を作成して公開しているブログです。
今回は、子どもの食と栄養の科目から10問出題します。
- ① ゴマは必須アミノ酸のなにを多く含んでいるか?
- ②卵に一番多く含まれる栄養素は、炭水化物かタンパク質どちらか?
- ③きのこ類に多い栄養素はなにか?
- ④栄養機能食品は、許可申請が必要か?
- ⑤献立作成の際に、献立を決める順番を述べよ。最初は主食。
- ⑥食事バランスガイドは、何年に、何省と何省から発表されたでしょうか?
- ⑦O157腸管出血性大腸菌の加熱処理に有効な温度と時間を述べよ。
- ⑧食中毒予防の3原則を述べよ。
- ⑨母乳における初乳とは、分娩後、何日までに分泌される母乳か?
- ⑩厚生労働省は、母乳と調整粉乳、どちらでの育児を勧めているか?
① ゴマは必須アミノ酸のなにを多く含んでいるか?
ゴマは、小さいので一度にたくさん食べることは困難ですが、
水分の含有量が少なく、栄養価が高いので大切な栄養補給食材です。
回答
ゴマに多く含まれる必須アミノ酸は、トリプトファン。
解説
トリプトファンを適量摂取すると、精神的に安定するといわれています。
不眠症や鬱などに効果があると言われています。
必須アミノ酸なので、ヒトが自ら摂取する必要がある栄養素です。
②卵に一番多く含まれる栄養素は、炭水化物かタンパク質どちらか?
卵、卵黄の50パーセント
卵白の90パーセント程度は水分でできています。
目玉焼きを焼きすぎると、パサパサするんですね。
スポンサー広告
回答
卵に一番多く含まれている栄養素は、タンパク質である。
解説
現代人はタンパク質が不足傾向にあるので、たまごはお手軽なタンパク質の接種方法として有効です。
また、レシチン、コレステロールが卵黄に含まれています。
卵白だけを使う料理をするときも、卵黄も大切にしたいですね。
③きのこ類に多い栄養素はなにか?
この回答とは異なりますが、きのこにはビタミンDも豊富に含まれています。
回答
きのこ類には、食物繊維が豊富。
解説
食物繊維は、分類上は糖質に分類されていますが
難消化性で消化されないまま大腸に届きます。
きのこ類は、カロリーも少ないです。
④栄養機能食品は、許可申請が必要か?
保健機能食品は、
・特定保健用食品
・栄養機能食品
・機能性表示食品
に分けることが出来ます。
回答
栄養機能食品は、規格基準型なので、許可申請は不要。
解説
規格基準型とは、サプリメントなど、基準を満たせば申請しなくても、商品に栄養機能食品と書くことが可能ということです。
ちなみに、
特定保健用食品がもっとも厳しく個別許可が必要。
機能性表示食品は、販売前に科学的根拠などのある製品情報を販売前に消費庁に届ければ、機能性表示ができることです。
ですので、機能性表示食品は届出制です。
⑤献立作成の際に、献立を決める順番を述べよ。最初は主食。
間食も含まれます。
これは、子どもは大人よりも胃が小さいので、
大人にとってのデザートを子どもは間食として含める必要があるからです。
回答
献立作成の順序は、主食 → 主菜
副菜 → 汁物 → 間食
解説
副菜とは、野菜料理などのことを指します。
⑥食事バランスガイドは、何年に、何省と何省から発表されたでしょうか?
食事バランスガイドは、2つの省庁から発表されています。
"スポンサー広告
回答
食事バランスガイドは、2005年(平成17年)に発表された。
省庁は、厚生労働省と、農林水産省である。
解説
食事バランスガイドは、幼児向けと、妊産婦向けもあるので、チェックしましょう。
⑦O157腸管出血性大腸菌の加熱処理に有効な温度と時間を述べよ。
O157は、小児や高齢者は特に、溶血性尿毒症症候群によって急性じん不全、
死を招く可能性があるので、注意は十分に必要になります。
回答
O157の加熱処理は、75度以上で1分以上が有効である。
解説
肉類に、包丁やまな板を使用した場合、その都度洗浄、熱湯消毒を行うことが有効です。
また、果物やサラダでつかうまな板と、加熱調理や肉で使用するまな板や調理器具は分けるようにしましょう。
⑧食中毒予防の3原則を述べよ。
回答
食中毒予防の3原則は、
・病原体を付着させない。
・増殖させない。
・死滅させる
解説
よって、食品は冷蔵庫やすぐに使用しない場合は冷凍を行い適切に扱うことが重要です。
また、調理の際は洗浄を十分に行いましょう。
⑨母乳における初乳とは、分娩後、何日までに分泌される母乳か?
母乳は、初乳と、成熟乳に分けることが出来ます。
回答
初乳とは、分娩後約1週間までの間に分泌される。
解説 初乳は、量が少な目なものの、粘り気のある黄色をしています。
成熟乳に比べると、タンパク質、ミネラルが多く、乳糖が少ない傾向があります。
⑩厚生労働省は、母乳と調整粉乳、どちらでの育児を勧めているか?
母乳が出ない、出にくい方もいるので、混合の方も多いです。
回答
母乳での育児を厚生労働省は勧めている
解説
母乳育児のほうが、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症が低い傾向があることが起因しています。
さて、今回は子どもの食と栄養の科目から10問出題しました。
ほかの科目の練習科目も作成しているので、よかったら見てください。
また、トップページよりも、当ブログのカテゴリーから入っていただくと、問題の記事ばかりになります。
www.fullhoikutoninkatu.com
www.fullhoikutoninkatu.com
www.fullhoikutoninkatu.com