私は7か月に3回の無排卵月経でした。
無排卵だと、生理が来ない人もいるのですが、私の場合は生理がありました。
今日は、私の経験談から、無排卵月経について記事にしました。
無排卵月経の説明
通常の生理は、生理が来る約14日前の排卵が行われます。
その排卵された卵胞と精子が出会えば、確率で妊娠するのですが、
(妊娠は、卵管のつまり、精子の状態によって難しいこともあります。不妊で病院を受診するのは、6組に1組です)
精子と出会っていない場合などには、生理が起こります。
しかし、無排卵月経というのは、
排卵がされていない状態で生理が来ることを指します。
つまり、その周期に妊娠が成立することはありません。
生理の状態と、周期について
無排卵月経の場合は大きな周期の乱れ、
生理が少量でだらだら続くことなどがあります。
しかしながら、このあたりも個人差は大きいです。
実際に、私も、
普段と同じ31日周期で、同じ量、同じ痛みの生理がありました。
つまり、私の場合は無排卵月経に対して、全く自覚症状がありませんでした。
そんな私が無排卵月経に気付いた理由。
自覚症状のない私がどのようにして無排卵月経に気付いたのか。
それは、基礎体温の測定でした。
結婚して、避妊をやめてから、私は毎日基礎体温を測っていました。
さて、基礎体温なのですが、
生理~ 排卵日 までは、低体温
排卵日から徐々に体温が上がり、
生理付近まで高温が続く という特徴があります。
こちら、私の基礎体温です。
両側のピンクの塗りつぶしは、生理期間です。
そうです。私の基礎体温は、ずっと低かったのです。
ちなみに、こちらが、治療により改善された基礎体温です。
全然違います。
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無排卵月経はどのように治すのか?治療費は?
これについては、
ホルモン剤を使うので、妊娠を考えてからの治療で良いことが多いです。
実際に妊娠を考えている私の無排卵月経の治療方法はこちらにまとめました。
www.fullhoikutoninkatu.com
薬の内容は個人差が大きいですが、
治療費については、大体毎月5千円以内に収まります。
妊娠を考えていない方にも、婦人科検診はおすすめしたい。
たとえば、生理の量が異常に多い方や、
生理周期が20代になっても安定しない方は、一度、婦人科検診をおすすめします。
また
子宮頸がん検診のために、
性経験が一回でもあるかたは、避妊していても、途中で失敗していても、口や手での性処理が経由する可能性があるので、
受診してください。
子宮頸がんの検査は、婦人科で2000円程度で受けることができます。
無排卵月経だと妊娠しにくいのか
無排卵月経だと、そもそもその月に妊娠できないので、妊娠することは難しくなります。
しかしながら、
病院には排卵のための様々な薬があるので、
妊娠を考えたときは、まずは安心して、受診してください。
また、健康な人でも、年に数回、3回程度は無排卵のこともあります。
無排卵月経はストレスなどでなることもあります。
実際に私も仕事が忙かったので、仕事のせいかもしれない。
と思いました。
しかしながら、ストレスを全くなくすこと。なんて不可能です。
ですから、私は、基礎体温を見て、自分が無排卵月経であることを直感したときに、
まずは受診しました。
そのとき、29歳です。避妊をやめてから、2か月後でした。
おわりに
今回は無排卵月経について記事にしました。
無排卵月経は、私のように自覚症状が少ない方もいるので、基礎体温などをつけなければ、なかなかわかりません。
そして、20代でも、不妊の原因があるときはあります。
自分の年齢にとらわれずに、
なかなか妊娠しないときは、不妊治療の専門病院に受診してほしいと思います。