2018-2019年のTPPはで安くなる食品についてまとめました!
チーズや牛肉はもちろん、ぶどうなどのフルーツまで安くなりますよ!
TPPとは何か? 環太平洋パートナーシップ協定の意味
TPPは環太平洋戦略的経済連携協定のことで、環太平洋パートナーシップ協定と言われいます。
2018年の12月30日、年末にひっそりと午前0時に開始されました。
貿易の活発化のために、加盟国の関税を下げたりする目的がある協定であり、
名前のとおり、加盟国は太平洋を囲むように存在しています。
TPPの加盟国は? オーストラリアやカナダ、アジア圏
TPPの加盟国は、
日本
アジア圏の
マレーシア
シンガポール
オセアニアの
ニュージーランド
オーストラリアなど
北米の
カナダ
メキシコ
南米の
チリ
ペルー
などが加盟しており、8億人の人口を有している巨大協定になります。
アメリカがTPPに加盟していない理由は、トランプ大統領の署名
当初はアメリカも加入する予定だったTPPですが、
トランプ大統領が、
【今後、アメリカは永久にTPPには加入しない。】
という大統領署名を書いたので、アメリカはTPPに加盟しないことになりました。
アメリカは、議員などの賛同なく、大統領権限で行えることが多いので、
トランプ大統領の影響がここにも出たことになりますね。
トランプ大統領は、アメリカの経済王なので、アメリカ自国の消費活動を促すためにも、TPPを離脱したわけです。
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2018-2019年のTPPにより安くなる食品
2018年12月30日からはじまったTPP環太平洋パートナーシップ協定によって、
食材の関税が引き下げ、または撤廃されています。
・牛肉
・フルーツ
・チーズ
・お酒
など、様々な食品の値下げがはじまっています。
TPPで牛肉などが安くなるのはいつから?
TPPでの関税引き下げは、段階的に行われることになっています。
2018年12月30日から、オーストラリアなどからのフルーツの関税は一部、完全撤廃されました。
牛肉や、チーズは15年ほどをかけて、関税の大幅引き下げ、または関税撤廃が行われます。
牛肉の輸入関税はどれくらい安くなる? 20%から9%になる。
牛肉の輸入関税については、現在の20%程度から、15年かけて、9%まで引き下げられます。
現在、100g250円で売っている牛肉ならば、220円程度で購入できることになるでしょう。
イオンなどのスーパーも対応を進めています。
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チーズは15年かけて現在の30%近い輸入関税が完全撤廃される。
チーズについては、現在、輸入関税が30%近くかけられていますが、
これが15年かけて、完全に撤廃されます。
なので、輸入のチーズは、段階的にすっごく安くなりますね。
レストランなどの外食産業も、これを受けて安くしてもらえると、我々もさらに嬉しいですね!
日本から加盟国への輸出面でのメリットはあるの?
たとえば、メキシコへの日本酒の輸出には20%の関税がかけられていましたが、
これが今日から完全に撤廃されています。
関税は税金なので、企業にはいるお金への影響はありません。
ですので、これを機に、高級といわれる日本ブランドの日本酒を、たくさんの方に飲んで頂けると嬉しいですよね。
TPPによる、日本からアジア圏の輸出関税緩和で、日本産業の進出チャンスが見えるか
日本酒や、和牛は、アジア圏においても、高級ブランドとされています。
日本からの海外輸出での関税が緩和、撤廃されることによって、アジア圏での日本の食品の価格が少しずつ下がります。
日本は現在、人口減少社会ですが、アジア圏の方で、日本の物を食べてくれる人が増えることによって、
日本の産業は、輸出の活路をさらに見出すことができ、新たな販路の発見にも繋がる可能性があるでしょう。