潰瘍性大腸炎で
入院歴があっても家の団信に入って住宅ローンを組むことが出来ました。
私の主人は、潰瘍性大腸炎です。
そして、潰瘍性大腸炎で入院歴がありましたが、
家のローンを団信に通った上で組むことができました。
途中、3社に落ちたものの、1社に受かった形です。
この経験を今回の記事にまとめました。
- 家を購入する流れ(中古住宅にしました。)
- フラット35のメリットとデメリット。
- 潰瘍性大腸炎で団体信用生命に通った流れ。症状の告知が必要
- 銀行が違っても、団信の保険会社が同じ場合は落ちる可能性が高い。事前にHPで確認しよう。
- 団信とローンの仮審査に合格すれば、本審査には潰瘍性大腸炎でも通ることができた。
- 住宅ローンで借りた金額と10年固定にした金利。
家を購入する流れ(中古住宅にしました。)
家は私たちは中古住宅を購入しました。
中古住宅の購入の流れと、5件、下見した感想については、この記事にまとめています。
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私たちは、中古住宅を購入して、
さらに、トイレを一個増設し、庭を改装するリフォームをつけた上での、
フルローンを組んでいます。
フラット35は団信の加入が任意だから、潰瘍性大腸炎でも組むことが可能。
さて、私たちは、2015年に家を購入しました。
いまも、住宅ローンは安い時代ですが
2015年も、フラット35年の35年固定金利が、1.1%の時代。
さらに、フラット35は、団信の加入が任意なので、義務ではありません。
よって、フラット35の加入条件は一般の住宅ローンよりも低め。
潰瘍性大腸炎で、団信に受かる自身がなかったので、
私たちは、フラット35で住宅ローンを組むことをかんがえました。
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しかし、築30年の中古住宅なので、フラット35で組むことができなかった。
フラット35のローンを組むことを期待した私たちですが、
フラット35は、築35年以上の中古住宅では組むことが出来ず、
フラット35はあきらめることになりました。
必然的に、一般の住宅ローンを、団信に加入した上で入ることになります。
フラット35のメリットとデメリット。
フラット35には、メリットとデメリットがあります
メリット
・35年間、金利が固定される。
・よって、将来的な家計の予測が安易。
・団信の加入が任意なので、その分の費用がかからない。
・審査が緩い。保証人や保証料がかからない。
デメリット
・その分、金利が高め(実際に、フラット35の金利が1.1%の当時、変動は0.6%、
10年固定は0.7%でした。)
・団信に入らない場合、もしものことに対応ができない。
・金利が変わらないので、この先、金利が低くなったときの恩恵を享受することが出来ない。
フラット35は、当事者の支払い能力がなくなっても、支払える金額で組む必要がある。
団信の加入が任意のフラット35は、支払能力がなくなったときに、だれかが払うことが必要になります。
収入保障の保険に入ることも考えられますが、一般の方でも、収入保険の保険は非常に高額です。
また、潰瘍性大腸炎の病気を持ちながら、収入保障の保険に加入することは
なかなか難しいでしょう。
よって
フラット35で組む場合は、
貯金や、そのほかの家族で支払える見通しのある金額で組むことが必要になります。
私たちは、結局、フラット35で住宅ローンとすることは、できませんでしたが、
借入額は2000万以下にしていました。
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潰瘍性大腸炎で団体信用生命に通った流れ。症状の告知が必要
さて
ここからは、フラット35を組むことができずに、ふつうの住宅ローンを組んだ流れについて説明します。
まず、住宅ローンには、本審査の前に仮の審査があります。
・勤続年数
・現在の収入
・他のローンの有無
などがポイントになってきますが、潰瘍性大腸炎にとって大事なのは身体の告知事項です。
この場合、ローン事自体の仮審査よりも
団信の仮審査に受かることが難しいので、
団信の仮審査に通すことになりました。
告知したことは、
・潰瘍性大腸炎の発症歴と現在の状態(当時の出血はありませんでしたが、1年以内の入院歴があり)
・入院歴の有無(半年前に15日間の潰瘍性大腸炎での入院歴がある状態で申請しました)
・現在、服用中のくすりと、通院の回数
仮審査にかかる日数
仮審査には、約1週間ほど結果まで待ちました。
結果は電話で教えてもらうことができます。
私たちは2社並行して仮審査に出している日もありました。
本審査は、2週間ほど結果までかかりました。
本審査は、他社と並行していません。
3社の団信では、仮審査の段階で落ちた。
住宅ローンの団信の仮審査に通したところ、落ちました。
そして、別の銀行や、信金、ろうきんにも行きましたが、
同じく団信の仮審査の段階で落ちました。
また、ろうきんはかなり厳しく、潰瘍性大腸炎で入院歴があると伝えたところ、
仮審査に出す前から、かなり厳しいです。と言われました。
先に言ってもらえるだけ、かなりありがたいですが。
銀行が違っても、団信の保険会社が同じ場合は落ちる可能性が高い。事前にHPで確認しよう。
団信ですが、
銀行は違っても、団信の保険会社の系列は同じ。ということはよくあるので、
同じ保険会社の団信ならば、必然的に落ちる可能性は高くなります。
住宅ローンは、そこそこ急いで決めたいので、先にホームページで調べたり、家の仲介会社さんや、建てた住宅会社に相談してみてください。
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案外、地銀で団信と、住宅ローンを組むことができた。
さて、地銀は審査が厳しいイメージが勝手にありましたが、
案外地銀で、団信の仮審査も、ローンの仮審査もとおることが出来ました。
ただし、
その地銀には、住宅ローンのなかで、金利は高いが、条件が緩いコースがあり、そこでの加入になります。
団信とローンの仮審査に合格すれば、本審査には潰瘍性大腸炎でも通ることができた。
病気の審査は、仮審査の段階で十分に行われるそうで、
本審査は、ほかにローンを組んでいないかや、勤務状況などがしっかりみられるため、
仮審査に、ローンも団信も受かれば、それほど心配ない。と銀行員さんに聞きましたが、
言われたように、本審査にも合格することが出来ました。
かつ、この銀行へは、私たちの購入した中古住宅を仲介してくれた営業の方が、
ぜひ、住宅ローンに通して。と銀行まで一緒に行ってくれました。
主に、潰瘍性大腸炎は持っているが、仕事はかなり安定した仕事で、他のローンも一切ない。ということを力説してくれました。
ネットの住宅ローンは審査が厳しいものが多いので、危険。
さて、ネット審査って、なんだか審査が緩そう。
という気持ちでしたが、ネット審査がかなり厳しかったです。
中古住宅の仲介をしてくれた仲介業者さんも、
ネットの住宅ローンは審査が厳しいので、きついと思うと言われました。
潰瘍性大腸炎、1回団信に落ちたからといってあきらめないで。
潰瘍性大腸炎で一回、団信の審査に落ちたからと言って、
あきらめる必要は全くありません。
2社、3社と受けてみることがおすすめです。
私たち夫婦は旦那は潰瘍性大腸炎ですが、
妻の私は正社員とはいえ、
家の購入の前年に入院のある手術をしていたので、住宅ローンの加入条件は旦那よりも厳しく、
私たちのローンは、旦那だけで審査したほうが受かりやすい。とのことで、旦那一人の申請になっています。
入院歴は、もちろんあるより、無いほうが無難。
旦那は、家を購入する半年ほど前に、潰瘍性大腸炎での入院歴がありました。
潰瘍性大腸炎は、受診した検査の結果で緊急入院になることも多いですが、
やはり、入院していないほうが、
住宅ローンの加入には有利です。
私の旦那は入院していても、住宅ローンを組むことが出来ましたが
住宅ローンで借りた金額と10年固定にした金利。
住宅ローンで借りた金額は1900万です。
10年固定の金利は、0.7のはずでしたが、
一般の団信にはいることが出来なかったことで、0.2%上乗せになりました。
しかし、そこから、
・光熱費などをそこの銀行から振り込むこと
・一定期間の定期預金を組むこと
の条件を飲んだので、最終的に、0.7%の10年固定になっています。
月々のローンは、ボーナス払いなしの5万です。
最近は、ボーナス払いをする人が少ないそうです。
団信に支払う価格は中古住宅なので安価でした
団信に支払う価格は、中古住宅で、借入金が少ないので、平均よりも、かなり低く抑えることが出来ました。
年間6万円です。
返済額が減るのと同時に、団信の支払年額も減るので、30年ほどたつと、1万ほどになります。
潰瘍性大腸炎でも、住宅ローンが団信を付けて加入できた理由。
結局は、潰瘍性大腸炎というリスクはありましたが、
28歳でローンを契約して、月々の支払が5万なので、
融資しやすい条件が金額的なリスクが少ない。という面も大きかったと思います。
家のローンは、若ければ若いほど、月々の返済額が減る関係で融資がおりやすいので、なるべく早くから検討することをおすすめします。
潰瘍性大腸炎については別ブログを作成しました。
今後は別ブログのみの更新になります。