今回の記事から、不妊治療の医療費控除の方法について、実際に私がやったことを参考にしながら書きます。
初めての確定申告の医療費控除の方向けです!
医療費控除をいままでにしたことがある方は、オンラインで全て終了します。
初めての方は、1回だけ後半で市役所にいきます。
(市役所以外の市民館や、税務署の場合もあるので、各自治体かお近くの税務署HP、広報誌を確認してください。)
医療費控除は、家族全員分の医療費を合算できるものなので、旦那さんのぶんの医療費もがっつり計算しましょう。★
今回は、第1回ということで、医療費控除がなぜ必要なのか? 確定申告ってなんなんだ?ってことから説明しますね。
- 不妊治療の確定申告。その①医療費控除はなぜ必要?編
- 確定申告の一部が年末調整で職場でしてくれるもの。
- 医療費控除とは? 医療費が高かったから、税金を返してあげる。
- 医療費控除をする上での、不妊治療としての注意点
不妊治療の確定申告。その①医療費控除はなぜ必要?編
まずは、初めて確定申告をする方もいるかもしれないので、確定申告ってなあに??についてざっくり説明します。
ちなみに、医療費控除は、確定申告です。だから、先に確定申告について知ると、医療費控除についてもわかっちゃうんですね。
日本には、納税の義務って奴があって、税金を払わなきゃいけない人が払っていないと、罰せられます。
さあ、確定申告も、やらなきゃ罰せられてしまう制度なのでしょうか??
そんなことはありません。
確定申告は、
払いすぎた税金を戻してもらうための申告。
つまり、お金が返ってくるものなんです!!(銀行振り込みとかで、リアルに現金で返ってくるから、やりがいも抜群 笑)
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払いすぎた税金。国が勝手に返してくれるのではないのだ。
私たちが頑張って働いて払った税金。
もらいすぎたものは返して当たり前・・・・・。なのに、国は、
国民からもらいずぎた税金を、いちいち国は連絡して返却したりしません。
どういうことかというと、
私たちが確定申告をして、返してほしいんです。
って報告しなきゃ、
払いすぎた税金は戻ってきません。
めちゃくちゃブラックですね。(5年までの医療費に対しては、さかのぼり申請は可能。)
・・・・ね?? 確定申告しましょうね??笑
確定申告をしないでも良い人は、納税の義務が無い人。
確定申告は、する必要がない人もいます。
それが、働いていないとか、特定の事情で、税金を払っていない人です。
なので、税金を払っていない人は、もちろん、戻ってくる税金もないので、今回の作業は必要がありません。
税金を払っている人は、がんばって取り返しましょうね。
確定申告の一部が年末調整で職場でしてくれるもの。
年末になると、職場で年末調整がありませんか??
・扶養家族についてとか
・加入している任意保険についてとか
これも、同じように、払いすぎた税金を戻すための確定申告で、
国が、職場に、「確定申告を全部、国でするのはとっても大変だから、年末調整として、一部、職場でやってくれない??」って頼んでいるものなんです。
図々しいですよね~ 笑
※自営業等で自分で確定申告をされたり、委託される場合もあります。
医療費控除とは? 医療費が高かったから、税金を返してあげる。
医療費控除は去年の1月1日から、12月31日までに支払った医療の金額に対して、
「こんなに医療費を払っているんだから、せめて税金を返そう。」っていう意味があります。
そして、医療費控除については、会社でやってくれるものではないので、自分ですることになります。
まあ、医療費控除には、1年分の医療の領収書を家族分用意する必要があるので、個人情報的に自分でしたいですよね。
専業主婦等でも医療費控除は可能です。
専業主婦や、いま働いていない、学生、などでも医療費控除は、その世帯で一番稼いでいる人の払った税金に対して行うことができます。
医療費控除は、1世帯分を合算して行います。
で、その世帯で、一番所得が高い人で計算したほうが戻ってくる金額も大きいので、そこは注意しましょう。
医療費控除をする上での、不妊治療としての注意点
不妊治療だからここに注意!みたいなものは医療費控除にはないんですが、
・不妊治療は、助成金をもらっている人がいて、その人は、もらった金額を引いた金額で、医療費控除に提出する。
・不妊治療は、自費診療も多いけど、医療費控除は、この自費診療分も加えることができるので、自費診療の分の領収書も用意
この点は、私はまだ体外受精にすすんでないとはいえ、(3月からなので。)
人工授精で、助成金をもらっているので、また記事で説明しようと思います。
年間の医療費をいくら以上はらったら、医療費控除にだせるの? どのくらいもらえるの?
医療費控除が適応される金額は、その世帯で、年間の医療関係の費用が10万円を超えた分です。
しかし、例外があって、総所得が200万円未満の人は、その所得の5%が適応されます。
所得は、年収から税金を引いた金額のことです。
たとえば、家族構成などにもよるので、一例ですが、年収400万だと、所得は310万ほどになります。
年間の医療費が、世帯全員でたとえば20万かかったら、10万分を医療費控除として提出できます。
かつ、医療費控除をしたら、銀行振り込み等でお金が返ってきますが、1万円ほしかったら、年間の医療費は25万~30万ほど必要です。
(収入等で変わるので、あくまで一例。)
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医療費控除は、病院食や、交通費も対象。
医療費控除は、医療費として直接計上されたわけではないものも、計算に入れることができます。
医療費控除で、医療費以外に提出できるものは、以下のものになります。
・自費診療(10割負担のもの。)
・病院までの交通費(有料席は対象外で、あくまで移動の費用として)
・入院中の病院食代
・入院中の差額ベッド代
(希望してその部屋にした場合は、医療費控除の対象外です。詳しくは市役所にきいてみましょう。)
というわけで、医療費控除に提出する金額は、本来の医療費よりも、結構高い金額になる可能性もあるんですよね。
かつ、私は12月にOHSSで入院し5万8000円の入院費を支払いました。
これについては、私が任意で加入している保険から、全額の保険金が下りたので、医療費控除として計上することはできません。
では、次回の記事では、医療費をどのように医療費控除として扱っていくのかを、
実際に私が、今年の年末調整をしながら記事にします。
年末調整は、毎年、2月16日から3月15日ごろに実施されて、国税庁が実際の運営者ですが、市役所等で、わからないことは教えてくれます。
で・・・・。
ここからの記事は、私の別サイトである、潰瘍性大腸炎ブログのほうにリンクします。
内容は、まったく同じです。潰瘍性大腸炎だからといって、医療費控除で特別なことはないので。
で、不妊治療についても、そちらの記事に今回の医療費控除については合算しました。
医療費控除の方法の記事の内容が同じなので、今回は、別サイトと共有させていただきます。
では、こちらが第2弾になります。
kotokotostorys.hatenadiary.jp
デザインは全く同じですが、一応別サイトです。