にんふるほいくふる

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特別養子縁組が1988年の法整備に至った理由を解説

児童福祉の記事は、まだ3つしか書いてないけど、今日はさっそく特別編!



私は1988年の1月生まれ。
いま30歳です。
バブルが収束に向っている1988年は消費税法案の強行突破で知られていますが、特別養子縁組の法整備もこの年でした。



なぜ、特別養子縁組が法律として守られることになったか、ご存知ですか?


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特別養子縁組の法整備は、とある産婦人科医師がきっかけ。

1973年。
とある産婦人科医が、乳児の出生届を大量に偽装していることが発覚します。


なぜ、このようなことを医師は行ったのか?


………



産婦人科では、中絶手術をすることも、とても多いです。



これに疑問を感じたこの医師は、中絶希望者に、養子に出すことを前提として産むことを勧めます。

それと同時に、子どもに恵まれない夫婦で、養子になる希望がある方も募集しました。


≪生まれた子ども達を、医師自ら、新しい親へ繋ぐ。≫



出生届偽造。
医師にしかできないことです。




そうして、この医師は無報酬で、乳児の養子縁組を、出生届偽装という自らの手を汚す手段で行っていたのです。
医師免許剥奪の可能性も少なくなかったでしょう。



そうして救った命の数は、100人とも言われています。



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特別養子縁組の誕生

これはいけないことである。
しかしながら、


それに賛同する声。


当時はTwitterなんて無いので、徐々に、徐々に集まりました。



1988年

民法改正により特別養子縁組が法整備されます。

実子も里子も育てたい。


将来は実子も里子もほしい、かつ地域で何か立ち上げたい。と結婚する前から思っている私💡。
だから一旦公務員になって、ちょっと行政を勉強し、持病を治してから保育士になりました。
結婚前に旦那にも伝えてあります。
まぁ…実子を産んでから里子を!と思っていたら、不妊治療ゾーンですが😅


けど、世の中にはこの里子のシステムをあまり知らない方が多いです。
まぁ里子は、期間限定で預かるケースが大半なので、今回の特別養子縁組の話をすると、💡


特別養子縁組として、赤ちゃんと、心のお母さんを繋ぐ活動をしている民間のあっせん団体の多くが、年齢上限を40歳~43歳に設定しています。
これも、子どものための制度だからです。💭
子どもと、親の年齢が20歳未満を基本にしています。

(行政なので45歳など年齢制限は高くなりますが、児童相談所から乳児を特別養子縁組として紹介されるケースはかなり少ないです。特別養子縁組の主導は民間団体✏。)


けど、40歳ってまだまだ不妊治療頑張れますよね💭
そんなときに、養子ってちょっとは調べても、本気では調べないですよね😭。
実は、不妊治療を諦めて、養子を貰おうと考える方が、年齢制限により養子も貰えないケースはあります。(週末里親はオススメです。)
私、これを減らしたいんです。


もちろん、絶対に養子や里子の選択肢はとらない、と決めていらっしゃることがいるのも分かります。
全て自由です。
ですが、年齢制限を知らずに後悔する経験はさせたくありません!


欧米では、20代の方も、不妊治療をするときは当たり前のように、里子の選択肢をしっています。日本はまだまだアラフォーから考える人が多いように感じます。



里親や養子を考えてから、里親認定の研修に行っても、やっぱり辞めても良いんです。(子どもと会うまでなら。)



ゆっくりで大丈夫なので、
養子を考えている方も、
考えていない方も、
情報として、身につけて頂ければと思います☺。



少しでも考えていらっしゃる方、
もう特別養子縁組の現実が厳しいことも知っているかもしれません。
ですが、少しでも、その考えを持っていることには、胸を張ってください。
子どもを愛情をかけて、守り育てる。その覚悟が少なからずあるのですから。



☆次回記事からは、里子と養子と特別養子縁組の違いに戻ります。

(いまは、なるべくライトに基礎知識だけを書いていますが、ちょっとずつ特別養子縁組の厳しい現状をお伝えします。
なかなか紹介してもらえないこと、特別養子縁組を引き取ると今後一切の離婚が認められないことなどがあります。)




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