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厚生労働省の里親リーフレットに沿って、里親制度を解説

里親は4種類あって、養子になるものと、養子にならないものがあります。
養育里親、専門里親、親族里親、養子縁組里親です。
そもそも特別養子縁組とも全然違います。
今日は厚生労働省のパンフレットに沿って、このややこしい違いを解説します。


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というわけで、今日の参考資料はこちらです!

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厚生労働省が一般の方向けに出している里親リーフレット。里親制度について、非常にシンプルにまとめられているので、これから理解するのが手っ取り早いです。
参照元はこちら https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/syakaiteki_yougo/02.html


この資料では、
・特別養子縁組(0~6歳を対象に、実親との縁は切れて、新しい親が実親の親子関係)

とは全く異なる、
里親(実親との親子関係だけ!)の解説をされています。
ですので、今回、特別養子縁組の話は全く出てこないので、混ざらないようにご注意頂きたいと思います。



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では、資料の解説をはじめます😄


今日のポイント

里親制度の簡単な説明

まずは左欄の可愛い男の子の写真にある文字の説明です。
里親とは、一時的、もしくは長い間、実の家で暮らせない子どものために、家庭の温かい環境のもとで育って欲しい気持ちを込めて、
国が、一般の方々に、里子の養親になってもらえませんか?とお願いしている制度です。

もちろん、施設のほうが友達もいますし、施設が向いている子達もいます。
また、里親になることに、保育士などの免許は必要なく、里親になる里親研修は割と容易なため、里親の質にもかなりの違いがあります。

子ども達の健やかな成長のために、優しく子ども達を見守って頂ける里親を、国の施策で募集しているわけです☺



それでは、右欄の、4種類の里親について、解説していきます。

(今回は4つの里親をざっくり説明し、後日それぞれの記事で掘り下げます。)




養育里親

実親との生活が一時的にできない子どもを、一時的に一般家庭で預かるためにあるのが、養育里親です。
何ヶ月~何年単位で里子を預かり、期間終了後の縁は消えてしまいます。
2017年の法律で、基本的に乳幼児は施設よりも里親のもとに預けられるべき(里親の質にも寄る)という国の新しい方針もあるので(後日説明)、養育里親への、これからの期待値は高めです。
実際に、里親になるために児童相談所を通して受ける里親認定(誰でも研修を受ければ取れます。)では、養子縁組里親より養育里親になったほうが、児童相談所には喜ばれます。(ただ、ここの選択を誤ったら一生後悔するかもしれません。後日説明)

・子どもを預かって貰う代わりに、国から養育費を受け取ることができる。
・子どもの対象年齢は0~18歳。
・配偶者のいる既婚者が条件(生活支援者がいれば大丈夫な場合も)
・養育里親の年齢は基本的に決まりがありません。


専門里親

養育里親に似ていて、期間限定の里親です。
違いは、実親からの問題行動が多かった経験を持つ子、障がいがある場合などが対象であることです。
専門里親は、児童福祉施設での勤務経験や、養育里親としての勤務経験を経て、所定研修を受けることにより認定されます。




親族里親

実親が亡くなったこと、養育困難により、祖父母、兄弟が養育します。養育里親よりはわずかですが、養育費も受け取れます。
東日本大震災の影響を受けて、叔母叔父の養育費は養育里親並に増やされています。
・単身者でも親族里親になれます。




養子縁組里親

養子縁組を希望して子どもが紹介されます。
実際に養子になるには、家庭裁判所を通す必要があります。
(15歳以上なら、家庭裁判所を通さなくても、里子の同意で養子縁組が組めます。)
養子として迎えるので、国からの養育費はでません。
そして、養子縁組を希望する方は多いので、実際のマッチングまで何年も待つ場合があります。
かつ、0~3歳位をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、乳幼児は成長とともに障害が見つかる場合もあることから、なかなか施設から出せないケースもあります。
・配偶者が必要
・45歳以下が好ましい(養子と20歳差未満)
・紹介される可能性は低いと思って良い。





養育里親の里子は、養子縁組できるの?

さて、ざっくり4つの里親について説明しましたが、こんな考え方もありますね?


Q.養育里親で育てた子を養子縁組にできないの?

A,出来ません。とは言いきれませんが、限りなくレアケースです。

理由
さて、まず里親制度は、子どもが温かい家庭で健やかに育つためにある児童福祉(社会的養護といって、社会で子ども達を
守る)制度です。
ですのでまずは、その気持ちが無い方は養子縁組里親にも、養育里親とかにも、なれません。

そして、里子にも色んな状況があります。
また、やはり実親の意見は法律的に優位です。

もう長い間、施設や里子だから、そろそろ養子縁組しても良いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
実親に育てる意志があれば、養子縁組が組めません。

ここも、養育里親と、養子縁組里親の絶対的な違いと言えます。







さて、今回の記事は以上です\( ・ω・ )/🌼


里親には4種類もあるなんて…
ややこしいですよね。


けど、大丈夫です!

いきなり、専門里親にはなれませんので、 違いを覚えて頂きたいのは、
・養育里親
・養子縁組里親
・今回取り上げなかった特別養子縁組

だけです💡


赤ちゃんにこだわるならばマッチングの可能性は低いですが、事実上、民間団体一択になる可能性は高いです。



次回は、特別養子縁組を簡単に説明し、そのあとでそれぞれの制度について、戸籍や苗字の面で掘り下げていきます。


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